最近行ったコンサート
何かしらコンサートに行ったら日記の代わりに感想を書こうと思っていたはずなのに、見事にすっぽかしていた。いま突然思いついたので、記憶をさかのぼってちょこっとだけ記録をつけてみよう。
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■2018年6月7日(木)18:30開場/19:00開演
ベートーヴェン:
弦楽オーケストラのための大フーガ 変ロ長調 作品133
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 作品125
ラウラ・アイキン(ソプラノ)
ジェニファー・ジョンストン(メゾ・ソプラノ)
ノルベルト・ エルンスト(テノール)
ダション・バートン(バス=バリトン)
新国立劇場合唱団
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)/クリーヴランド管弦楽団
プロメテウスプロジェクト。ド平日ゆえそして高額ゆえにずっと行く予定ではなかったものの、会社の人がこれに先立つ公演を大絶賛するもんだからなんとかP席を入手して参戦。
スマートな演奏。スピード感がありつつも超高機能オケが量感たっぷりに鳴らしていてくれていてとても濃厚。でも重くもないしくどくもない清涼感が駆け抜けるという、うまく表現できないことをやってくれるあたりが、凄さを語ってくれているという感じ。合唱も好演。テノール歌手の手元にはタブレット端末。
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■華麗なるコンチェルト・シリーズ 2018シーズン
2018年6月30日(土)2:00開演
【第6回】「熱狂のチャイコフスキー3大協奏曲!」
ロココの主題による変奏曲 イ長調 op.33
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
上原彩子(ピアノ)
上村文乃(チェロ)
弓 新(ヴァイオリン)
永峰大輔(指揮)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
チャイコ3連発。俊英二人のあとで大先輩が貫禄を見せつけるというような流れ。若手二人には雰囲気や技巧がバッチリ備わっており、ヴァイオリン協奏曲はなんかすごいことになっていた。しかし上原彩子になると、前二人ににはない落ち着きというか巨匠感のようなすこし違った空気が漂い、迫力のチャイコフスキーを聴かせてくれた。ソリストの妙技にに酔ったのは確かだが、伴奏の神奈川フィルの無骨なパワーと永峰大輔の割と容赦ないストレートで畳み掛ける指揮ぶりにも驚かされた。全員全力で満足の演奏会。
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