ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の第九


2018年9月4日 特別演奏会III 《祝祭コンサート》

ノーベル賞組曲

[ノーベル賞の授賞式、晩餐会の音楽集]

ビョルリン:ノーベル・ファンファーレ

モーツァルト:行進曲K.249

ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番

シベリウス:組曲《カレリア》より行進曲風に

ラーション:田園組曲よりロマンス

アルヴェーン:組曲《放蕩息子》よりシバの女王の祝典行進曲

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」《第九》

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サカリ・オラモ指揮

ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 

ソプラノ:カミラ・ティリング 

アルト: カティヤ・ドラゴイェヴィッチ 

テノール:ミカエル・ヴェイニウス 

バリトン:ヘニング・フォン・シュルマン

新国立劇場合唱団 

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9月4日にサントリーホールで第九を聴いていました。

「スウェーデン外交関係樹立150周年記念」と銘打った、ノーベル賞がコンセプトの祝祭コンサートでスウェーデンの皇太子や高円宮絢子さんが出席。第九以前に、皇帝・チャイ5、運命・巨人と詰め込みまくったプログラムをこなしておりびっくり。

私としては星5つ評価とすると星1つか2つ。

なんとなーく雑然としていて高級感(?)に欠けるオケ。重厚感あるゆったり系テンポと大きい音量、終始堅くて破裂していたティンパニのおかげで迫力はあったものの、だんだん飽きてくる。無個性。

ソリストもやっつけ仕事かというような内容で、テノールは跳ねちゃうし、まさかのソプラノは最後力尽きる。

そして結局合唱が一番良かった、という感想。ウェルザー=メストの第九も新国立だったけど、彼らは本当にいい仕事をしてくれる。

一番苦笑したのは、プレストで加速を試みるも、即興だったのか、オケがぐしゃってしまい締まらない終わり方をしてしまったこと。加速盛り上げ芸は難しい。

ROSEMARY's Diary

クラシック音楽とあれこれ

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