2018/01/07 東京ユヴェントス・フィルハーモニーのブルックナー:交響曲第9番

東京ユヴェントス・フィルハーモニー第16回定期演奏会

2018年1月7日(日) @ミューザ川崎シンフォニーホール

バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番

ブルックナー:交響曲第9番二短調

ヴァイオリン独奏:毛利 文香

演奏:東京ユヴェントス・フィルハーモニー

指揮:坂入 健司郎

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2018年最初のコンサートです。

初めて生で聴くブルックナーの9番でしたが、とても楽しめました。未完成だけれど、すでに3楽章で完結していると言われる所以、ブルックナーの言葉に従ってテ・デウムをその第4楽章とすることの不可解さ、このあたりがよくわかった気がします。

大編成のオーケストラから奏でられる音の大瀑布(と言って差し支えなさそうな音量と迫力を持ったオケでした。)に飲み込まれてしまえば、まさに宇宙的とか神秘的とかいうべき広大な世界があったように思います。

しかし、悲しいことは、前プロのバルトークがどうしてもよくわからなかったこと。このマリアージュの意味や効果がわかれば、もっと具体的な言葉でブル9の宇宙だ神秘だを表現できるのかもしれません。

新年早々、音楽の奥深さを目の当たりにした気がします。

コンサート後は有楽町のドイツ料理屋にて夕飯。

今年もよろしくお願いします。

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